こんにちは楽しみ太郎です!
今回は日本の新型コロナウイルス対策で大事な検査数が増えない日本と
バンバン検査数を伸ばす海外との差は?をお伝えします。
それでは見ていきましょう。
海外のPCR検査は日本製の自動機械!
新型コロナウイルスの流行が始まってから、安倍総理はできるだけ早く2万件の検査を目指すとしていた。
しかし、現状は1万件にも届いていない。
それに対して海外ではどうだろうか?
フランスでは日本の製造メーカーの開発ベンチャー会社
プレシジョン・システム・サイエンス(千葉県松戸市)が
全自動PCR検査システムの共同開発したのが使われ、
月に280万件の検査を目指しているとのことです。
「2ちゃんねる」創設者の西村博之(ひろゆき)氏(43)が10日放送のフジテレビ「Mr.サンデー SP」(後8・00)に居住地・フランスからリモート出演。同国のPCR検査について、「千葉県の日本の会社が作っている、PCR検査を自動化する機械をガンガン投入」していると説明、海外からみた日本の新型コロナウイルス対策についても持論を述べた。
番組では、日本のPCR検査数が他国と比較して明らかに低い状況と紹介し、人口100万人あたりの死者数は欧米の数字と比べて少ないとのデータを示した。MCを務めるフリーアナウンサー・宮根誠司(57)から「海外からどう評価されているか?」と問われたひろゆき氏は、「(死者数を)抑え込めているとは思われていない。BBC(英国放送協会)とかでもPCR検査少ないよねって言われていて」と返答した。
月2万件のPCR検査を目指す日本の現状に触れつつ、「フランスって月に280万件目指しているんですよ。それを来週からやるって言っていて」。フランスの検査数を「膨大」とし、実現できる理由は「自動化」されていると解説した。「日本みたいに検査技師がいないとできないっていう状態じゃないように、機械でやっているんですけど」と語った。
「その機械って千葉県で作っているんです。千葉県の会社が作っているPCR検査を自動化する機械をフランスはガンガン投入して、検査を大量にやるっていうのをやっている」と続けると、宮根は「え!?」と驚きの声をあげた。
ひろゆき氏は「100万人あたりの死者数は日本ではまだ増え続けている」と指摘し、PCR検査の陽性率については「どれくらいの人が感染しているかって、みんなテストをしていないので。感染したと思った人がテストをしましたと、本当はテストをしたい人も出来ませんっていう状態」。検査数そのものの少なさに言及したうえで、「なので陽性率とか感染者数は、今の現状を把握するうえではあんまり重要な数字ではない。傾向は見られるんですけど」とした。
フランスでは11日からロックダウン(都市封鎖)を段階的に解除するという。「僕の住むパリとかはまだ感染者が押さえられていないので僕、電車に乗るの禁止なんですよ」と伝え、「仕事で行くために外出許可証を持っている人しか電車に乗っちゃいけないとか。他の南のほうの地域で安全な所は移動してくださいとか、地域ごとに制限が変わってくるっていう形になりますね」と報告していた。
ひろゆき氏 海外からみた日本のコロナ対策に見解、フランスのPCR検査は「千葉県の会社の機械で」
なおこの会社は、全自動PCR検査システムの共同開発で駐日フランス大使から感謝状を送られました。
日本のメーカーが開発した機械を使わないのはなぜなのだろうと
素朴な疑問が起きているのは私だけでしょうか?
なぜ検査ができないのか?
答えは簡単で日本では富士フィルムや島津製作所が全自動PCR検査用の試薬やキットを
開発するなど競争が激化していますが、PSS社の装置や試薬はまだ厚生労働省に
認可されていないそうです。
海外ではすでに使われているのに国内では使えないというのが日本の悲しい現実のようです。
ようは岩盤規制のために国内企業の開発品は使えないということのようです。
相変わらず人の命より自分たちの領域や利権を守りたい人が多く
せっかくの技術が海外へ流出している良い例ですね!
日本は医療も発展途上国に転落しているのがよくわかる例ではないでしょうか?
新型コロナウイルスに対するPCR検査手順は
(1)検体の採取
(2)ウイルス遺伝子(核酸)の抽出
(3)ウイルス遺伝子の増幅
(4)増幅産物検出。
この中で最も人手を必要とする工程が、ウイルス遺伝子の抽出です。
「ウイルス遺伝子抽出は非常に手間がかかり、コンタミネーション(汚染)や検体の
取り違えなどが起きやすい工程で、全自動化されていない場合では検体数をこなすこ
とはできないようです。
そこを自動化したのがプレシジョン・システム・サイエンス(PSS)社なのです。
早く日本で導入していつでもだれでも検査できるようにしてほしいものです。
最後までお付き合いくださいまして、
ありがとうございました。
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